図書館でタダで借りてきました。西尾維新先生の本は図書館に置いてある可能性が高いので、無料で読めて助かっています。払ってて良かった住民税
 

旧版の表紙は女子小学生がリコーダー吹いてるっていうアレだったんで、受付の姉ちゃんに持っていくのが恥ずかしかったんですが・・・経済誌に挟んで持って行きました。コミカライズも人気なようで、毎週立ち読みしています(いつか買う)。少女Uが可愛い

 

 

 

ネタバレ含む

 

 

 

あらすじを簡単に言えば、幼女に小説家志望の男が監禁される話です。幼女に拉致られて世話してもらえるなんて最高じゃないか!表紙のドSっぽい子が踏んだり、言葉責めしてくれるのかな?世話はどこまでしてくれるのかな?化物語の戦場ヶ原さんみたいに言葉責めしてくれるのかな?なんてワクワクしながら読み始めましたが・・・内容はグロテスクな描写もあり、監禁されたシチュエーションをネチっこく、西尾先生のいつもの過剰な文章で気持ち悪いくらい説明してきます。読んでて気持ち悪いくらいに。


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あまりの不快感に、何度も読むのを諦め投げ出しかけたんですが・・・

 

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終盤で一気に伏線を回収し、気持ち良いくらいのどんでん返しのカタストロフィの連続。さっきまでの気持ち悪い感情が吹き飛びました。ここまで読み手の心情を引っ掻き回す作品にはそうそう会えませんね。作者が仕掛けた罠に見事にはまりました。

 

 

西尾維新作品が持つメッセージを読者に投げかける展開などゾクッとしました。西尾先生が書く小説は一般的でない人間が、一般的でないままに、幸せになる話です。感情がない鑢七花であったり、死にかけの吸血鬼を助けてしまった偽善者の阿良々木暦であったり、涙が流せない空々空であったり、ろくでもない主人公がそれでも幸せな人生を送る。普通じゃなくても恵まれないままで、それでも生きているっていう作家からのメッセージでした。

 

 

物語が終わった後に、その後主人公の柿本先生と大人になった夕暮誘にどんなお話を聞かせるのか・・・なんとなく夢想するのが好きなんですが、この作品はその後を想像するのが楽しいですね。エピローグで「初めまして」と再開した二人がどのような人生を送るのか。続編なんていりません、読者が一番いいと思うものを考えればいいんですよ。

 

 


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